1. HOME
  2. ブログ
  3. 大学情報
  4. 【大学情報】京都府立大学が社会科学部(公共政策学部から名称変更)の内容を発表しました
教育ニュース

Education News

大学情報

【大学情報】京都府立大学が社会科学部(公共政策学部から名称変更)の内容を発表しました

 京都府立大学は、2026年4月に公共政策学部を社会科学部に名称変更し、新たな取り組みの内容を発表しました。

 社会科学部では、公共政策学科・福祉社会学科の2学科体制のもと、「すべての人の幸福=Well-Being」の実現を目指し、法学、政治学・政策学、経済学(公共政策学科)および、社会福祉学、社会学、教育学、心理学(福祉社会学科)の7つの専門領域における科学的知見に基づいて、公共的課題や生活課題の発見と解決に取り組むということです。

学部特徴

 社会科学とは私たちが生活する「社会」や「人間」を対象とする学問領域です。京都府立大学社会科学部では、すべての人の幸福=”Well-Being”を目指し、科学的認識に基づいて「人間」や「社会」のありようを理解し、公共的課題や生活課題を発見・解決することを目指しています。

 ―将来に希望を持てない人が増えているのはなぜか?
 ―地球規模で進む気候変動は私たちの社会をどのように変えるのか?
 ―科学技術の発展は人を幸せにするのか?
 ―全ての人が安心して生きていける社会とはどのようなものか?

 このような問いに対して、社会科学部では、7つの専門領域の視点から考えることができます。「自分に何が向いているのかわからない。でも、誰かのために役に立ちたい。」「社会を少しでも良くしたい。」――そんな思いをもっているあなたのチャレンジを、私たちは心から応援します。

公共政策学科

 法学、政治学・政策学、経済学をはじめとする社会科学の諸分野の知見に基づいて、公共的問題を発見し解決するため、公共政策のあり方について教育研究を行います。専門性を身につけ、多角的かつ論理的に物事を考え行動し、地域・社会に貢献できる人材の養成を目指します。
 京都府内の自治体の首長や職員による特別講義、各分野の教員によるユニークな演習科目、大学院までつながる体系的な教育課程など、「学びの学風」のなかで、意欲を高めることができます。

福祉社会学科

 福祉社会学科では、社会福祉学・社会学・教育学・心理学、それぞれの領域に関係した資格の取得が可能であるだけでなく、領域に関係する現場(フィールド)での演習を履修することができます。現場での経験を通して、大学での学びをより深めることができます。大学生活の中では、学生のやりたいことを教員が尊重し、支援しています。
 困っている人の支援はもちろん、人の発達に寄り添ったり、人の心を科学的にとらえたり、人や社会を鋭く分析するなど、社会福祉だけじゃない、ここだけにしかない「福祉社会」が追求できる学科です。

新たな取り組み

「地歴・公民 or 数学」高得点科目2倍方式へ
 これまで、一般選抜では、大学入学共通テスト「地歴」「公民」のいずれかの配点を2倍にしてきました。新学部入試では「数学」も2倍に換算する候補となります。「地歴・公民」「数学」のうち高得点の1科目を2倍に換算します。

社会科学データ分析副専攻プログラムの新設
 データ分析の基盤となる理論の理解と統計ソフトを使いこなすスキルの修得、社会科学の本格的な研究に取り組める力の獲得をめざします。所定の単位を修得すれば「社会科学データ分析副専攻」の修了が認定されます。

「4年+1年」大学院早期履修制度
 修士の学位が1年早く取得できる「早期履修制度」を創設します。3回生で大学院を受験し、4回生から大学院科目を履修できます。「4年+1年」で修士の学位が取得可能です。

京都府立大学発表資料より参照

関連記事